2017.11.24 HCU
14時か15時くらいにHCUに寝たまま移動。手術直後の患者が集まる部屋に連れて行かれる。
意識は割としっかりしているものの、常に眠いような感じ。
手術は頭を30度低くした砕石位(さいせきい:  ̄|_|○ ←こういう格好)でおこなわれたため、顔はむくむくに浮腫んで目は思うように開かず、
脳も浮腫んでるようで二日酔いのようなズキズキとした頭痛が続いた。
そんで当たり前だけどお腹いたい。おなかに開けられた5つの穴と、腹部にじんわりとだる重いような痛み。
だけどもそんな言うほど痛くない(どっちやねん)。
痛さがつらいというより、痛みの部位と状態がブラックボックスで、状況に向き合えないのがしんどかった。
看護師さんにお願いして、点滴から定期的に痛み止めを入れてもらう。
それですこし楽になってうたた寝。そうやってつらい感じをやり過ごしていた。
1時間に1度くらい来てくれる看護師さんが、献身的に看護してくださった。白衣の天使とはこの人かと思った。
とても感謝しているのにお伝えする術がないので、近く病院に行ったらご意見箱に投書してこようと思う。
全身に巡った麻酔を早く抜きたくて、真剣に酸素を吸っていた。
短い睡眠を何度も取るうちに22時になり消灯時刻になった。
寝るときに背中にクッションを入れてもらう。姿勢に変化を出しやすくなりとても楽になった。
硬膜外麻酔は入れていない。胴体から出ている管は、直腸と子宮があったところの間(ダグラス窩)にドレーンが1本のみ。
寝返りが打ちやすいのが良かった。
夜中じゅう、まともに眠れないけど看護師さんが構ってくれるので辛くなかった。
回復待ちの寝てるだけの私より、一晩中患者さんの命あずかってる人たちのほうが大変。
なのでできるだけおとなしく過ごしていた。ら朝になった。