da Vinci Siでロボット支援下内視鏡手術

内視鏡下手術用のロボット「da Vinci」で準広汎子宮全摘出術を受けました

2017.11.24 手術

朝6時グリセリン浣腸

お腹にあたたかいゲル的なものが入ってくる不快感…

朝9時前に手術室に出頭

まな板の鯉の気持ちで、点滴をがらがらと引き連れて手術室へ

この日はちょうど、ドラマのコウノドリで小松さんが子宮全摘をする日だった

今日全摘するのは私だけじゃないのね…

全摘が手術どうというより、もう抗えないどうしようもないやられるしかないって気持ちが強く

囚人の気持ち

手術台に乗り、上半身を脱ぎ、心電図とか機械をぺたぺたつけていく

もはやこれまでか

と白目気味につぶやいたら、そんなことないですよー!と助手の先生と看護師さんが励ましてくれた

起きたら背中にテープが貼ってあるけど、無理にはがすと皮膚が剥けるからはがさないでくださいねー

あ、ハイ

起きたら点滴のルートが3つに増えますからねー

あ、ハイ

麻酔入れますからねー、少ししびれますよー

ああーもうだめだーこのあとすぐ暗t

(暗転)

○○さーん!終わりましたよー!!

起きると腕にジャラジャラと点滴が刺さり、顔は目も開けづらいくらいむくんでるのがわかった。

おなかはじわーんと痛い感じ。発狂するような痛みはない。

ほんのり頭痛、ほんのり気持ち悪い。声はがらがら。そんな感じ。

開かない目をうっすら開けると先生方のイキイキした様子が垣間見えた。

おお…いい手術だったんだね… グッジョブだったんやね…

キラキラした方々との温度差を感じつつ、HCUに移送してもらう。

全身麻酔直後の頭の中、BGMはアメイジンググレイス

足には血栓防止のフットポンプが装着され、いよいよ身動きが取れない。